本日 20 人 - 昨日 92 人 - 累計 96335 人
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ロンドンオリンピック、なでしこJAPAN銀メダル。
日本中が歓喜の渦に包まれたこの夏。

そんななでしこが活躍を見せるなでしこリーグのカップ戦、
準決勝が2日、浦和駒場スタジアムで行われました。

私は準決勝の第一試合、INAC神戸レオネッサと伊賀FCの一戦の
実況を担当させて頂きました。

なでしこは、人生初のお仕事となります。

スポーツキャスター、リポーターとしても活躍し
なでしこを10年間取材し続けている日々野真理さんを一緒にお伝えしました。

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INACは言わずと知れたスター軍団。
リーグ戦、全日本女子ではタイトルを獲得しているも
この大会の頂点はまだありません。
澤、大野、川澄、高瀬、近賀、田中、海堀と7人の五輪メンバーを擁しベストメンバーでの布陣。

一方の伊賀FCは、初の決勝トーナメント進出。
ここまで全試合ゴールの中出をトップに起用、中盤には澤と共に一世代を築き、日本代表ママさん選手としても注目を集めた宮本、キャプテン小野などこちらもベストメンバーで挑みました。

先制はINAC、前半12分、ペナルティーエリア付近で澤からのボールを受けた高瀬が、強烈な右足のミドル、ゴールネットに突き刺さります。

試合の主導権は完全にINAC。ワンチャンスを生かしたい伊賀FC
は前半18分。伊賀FC、宮本からのパスを受けた中出が芸術的なループシュート。試合は振り出しに。

前半25分、川澄のフリーキックに反応したゴーベル・ヤネズが右足で押し込んで勝ち越し。さらに38分にはゴール右でヤネズが相手ディフェンダーをうまく振り左足のシュート。3対1として、INACがリードして折り返します。

後半もINACは攻撃の手を緩めず、後半3分にヤネズが得点。ヤネズ人生初のハットトリック。さらに14分には川澄がドリブル突破から持ち込んでそのままシュート。

5対1でINACが伊賀を下して、決勝にコマを進めたというゲームでした。

決勝はINAC対日テレベレーザ。9月9日、NAC5スタジアムで19時キックオフです。